2月生まれの皆さん、そして紫色がお好きな皆さんに欠かせない存在といえば、そう アメジスト

まるで夜空に浮かぶミステリアスな星のように、多彩な紫の世界を見せてくれる魅惑の誕生石です。

今回はそんな2月の誕生石「アメジスト」をとことん楽しめるように、種類や特徴をギュッとまとめてみました♪

そもそもアメジストってどんな誕生石?

[本間宝石] 天然石 アメジスト 18金 ペンダント ネックレス ティアドロップカット (日本製 イエローゴールド 40cm)
  • 和名:紫水晶(むらさきすいしょう)
  • 化学組成:SiO₂(いわゆる水晶と同じ)
  • 色の由来:微量の鉄イオン×天然の放射線が出会い、紫に染まる
  • 硬度:モース硬度7(普段使いのアクセサリーにも◎)

紫色の水晶を総称してアメジストと呼んでいますが、その濃淡や含有物、産地などによって呼び方がさまざま。

たとえるなら、「パープル」だけでなく「ラベンダー」「ライラック」「プラム」「バイオレット」といった、多彩なカラーネーミングを使い分けて楽しむようなイメージです✨️

【カラー別】アメジストの種類

ディープパープル / ロイヤルパープル系

  • 特徴:濃厚で深い紫色。まるでベルベットのように気品あふれる色合い
  • ポイント:光の当たり方で青みや赤みの表情が変わる
  • シベリアンカラー:実際の産地がシベリアとは限りませんが、「青味の強い深い紫=最高級」として評価されることが多いです

ラベンダーアメジスト / ローズ・ド・フランス

[j-fourm] プラチナ900 ラベンダーアメジスト ネックレス 6mm 一粒 ビキニスタイルペンダント 2月誕生石 アメシスト (0.7mm幅ベネチアン40cm)
  • 特徴:淡いラベンダーやライラック系の優しい色合い
  • ポイント:「Rose de France」と呼ばれる場合もあり、ほんのりピンクみを帯びる繊細な紫が魅力
  • イメージ:まるで早朝の空にうっすらと広がる霧のような儚さ

※ラベンダーアメジストは別名で「ライトアメジスト」とも呼ばれます

ラベンダーアメジストは普通のアメジストよりも透明度が高いアメジストです。

アメジストの種類の中でも、特に愛が司るとされています。

このラベンダーアメジストは、アメジストの種類の中で最も認知度が高く人気の高いアメジストです♪

ブラックアメジスト

  • 特徴:光をあまり通さないほど濃く、ほぼ黒に見える紫
  • 産地:ブラジル南部など
  • イメージ:ダークチョコレートのような苦味のある上質感。深みを求める大人の紫

ブラックアメジストはとても希少性が高いアメジストです。

アメジストの種類の中でも、ものすごく価値の高い種類の1つです。

ピンクアメジスト

[ミワホウセキ] miwahouseki イニシャル [M] 選べる 誕生石 ピンクゴールド アルファベット ネックレス 2月 アメジスト
  • 特徴:アルゼンチン産などで見られる、ほのかなピンクがかった淡紫
  • イメージ:「紫の姫」のイメージをほんのり甘く着飾った印象で、上品かつ可憐な一面を楽しめます

ピンクアメジストは、アメジストの種類の中でも透明度が高く、淡いピンク色をしたアメジストです。

ピンクアメジストの色は紫に近く、赤みを帯びたピンク色をしています。

完全にピンクのものはローズクォーツになるので、ピンクアメジストは「ピンク」と名前についていますが、完全なピンクではありません。

プラシオライト (Prasiolite)/グリーンアメジスト

[j-fourm] プラチナ900製 グリーンアメジスト プラシオライト 5mm 1粒ネックレス ビキニスタイル 0.7mm幅ベネチアン 2月 誕生石 (0.7mm幅ベネチアン40cm)
  • 特徴:アメジストを加熱・放射処理して淡い緑色に変化させたもの
  • 注意:天然のグリーンクォーツは極少量で、ほとんどが処理による色変化
  • イメージ:紫でデビューしたアメジストが「イメチェン」して“抹茶ラテ”カラーに

グリーンアメジストは紫色ではなく淡いグリーン色をしたアメジストです。

グリーンアメジストは別名で「prasiolite(プラシオライト)」とも呼ばれます。

※日本では「グリーンアメジスト」と呼ばれることの方が多い

豆知識ですが、グリーンアメジストは和名だと「緑水晶」です。

ラベンダーアメジストに比べると少し人気は劣りますが、グリーンアメジストはアメジストの種類の中で2番目くらいに人気の高いアメジストです。

産地や結晶の個性で楽しむアメジスト

3-1. ブラジル産アメジスト

  • ポイント:大きなジオード(晶洞)からゴロゴロ採れるほどの豊富な資源量
  • 色味:濃淡の幅が広く、定番アメジストとして安定供給される
  • イメージ:大きな宝箱から取り出したパープルの原石は迫力満点!

3-2. ウルグアイ産アメジスト

  • ポイント:ブラジル産より小ぶりながら、色が濃く青み強め
  • イメージ:「同じ紫でも深さが違う!」と唸るほどのきらめきと神秘性

3-3. ヴェラクルスアメジスト (Vera Cruz)

  • 産地:メキシコ・ヴェラクルス州
  • 特徴:透明度が高く、淡いバイオレット〜ライラック色がきれい
  • 結晶:先端が細長く尖った、シュッとしたフォルム
  • イメージ:モデルのようにスラっとしたシルエットで、写真映えバツグン

3-4. ブランドバーグアメジスト (Brandberg)

  • 産地:ナミビア
  • 特徴:クリアな水晶の中にアメジストの紫やスモーキーカラーが入り混じる
  • イメージ:ファントム(幻影)やレインボーが見え隠れする、まるで宇宙を内包したような不思議な結晶

3-5. サンダーベイアメジスト (Thunder Bay)

  • 産地:カナダ・オンタリオ州サンダーベイ
  • 特徴:ヘマタイト(赤鉄鉱)を含むことで、ところどころ赤みがかった模様
  • イメージ:紫と赤が織りなすマーブル調は、ワインとラズベリーをブレンドしたような美味しそうなカラー

2月の誕生石「アメジスト」と11月の誕生石「シトリン」が1つに?

アメトリン (Ametrine)

[ubazakura] K10YG 10.0ct アメトリン ネックレス ペンダント バイカラー 2月 11月 誕生石 天然石 26375am
  • 特徴:アメジスト(紫)+シトリン(黄)がひとつの結晶に同居
  • 見どころ:カットによって紫・黄のコントラストを同時に楽しめる贅沢な一石
  • イメージ:二色のシャーベットやマーブルケーキのような“異色コラボの甘美”

シトリン化アメジスト

  • 特徴:加熱で黄色〜オレンジへと変化し、シトリンとして流通する場合も
  • イメージ:「昼はシトリン、夜はアメジスト」みたいな二重生活? 元々は同じ水晶仲間なんです

最後に

アメジストと一言で呼んでも、その表情はとっても多彩。

まるで同じ紫系メイクでもアイシャドウ、リップ、チークの色味でまったく違った印象を楽しめるように、アメジストも産地や結晶パターン、濃淡によって全く違う魅力が引き出されます。

「紫は魔法の色」と言われることがあるように、アメジストは持ち主の個性やスタイルに寄り添いながら、心にちょっとしたスパイスを与えてくれる誕生石

2月生まれのあなたはもちろん、紫が好きな方、心を落ち着かせるジュエリーをお探しの方にもおすすめです。

次にアメジストを手に取るときは、「どのタイプの紫かな?」「この産地の特色は?」と、じっくり観察してみてください。

お気に入りの一石が、あなたの毎日をほんの少しだけ“神秘的で優雅な世界”へといざなってくれますよ♪