ラベンダーカラーがほのかに漂うラベンダーアメジストは、その名の通りアメジスト(紫水晶)の中でも特に柔らかな色合いをもつ誕生石です。
まるで初夏の風にそよぐラベンダー畑を手のひらに包み込んだようなこの石には、いくつかの石言葉がつけられています。

この記事ではラベンダーアメジストの石言葉について、意味もわかりやすく解説していきます♪
ラベンダーアメジストの石言葉

ラベンダーアメジストの石言葉は「心の平和」「平和と調和の象徴」「高貴」「誠実」「愛情」です。
- 心の平和
- 平和と調和の象徴
- 高貴
- 誠実
- 愛情

聞いただけで思わずホッと一息つきそうな、穏やかで優しいイメージの石言葉が並んでいます。

ラベンダーの香りがふわっと鼻をくすぐるような、リラックス効果をイメージさせてくれますよね♪
ラベンダーアメジストの石言葉の意味をわかりやすく解説

ここからは、なぜラベンダーアメジストにこうした石言葉がつけられたのか、その背景や特徴とあわせて見ていきましょう。
1. 心の平和
ラベンダーアメジストの柔らかなパープル色は、まるで夕暮れ時の空を眺めているときのような穏やかな気持ちにさせてくれます。
古来からアメジストは「精神を安定させ、平穏をもたらす石」として知られており、心を落ち着かせてストレスを緩和してくれると考えられてきました。
そのため、ラベンダーアメジストにも同様に「心の平和」という石言葉が与えられたようです。

まるでラベンダーの香りに包まれて、やさしく頭をなでてもらっているような効果が期待できるかもしれません♪
2. 平和と調和の象徴
ラベンダーアメジストの淡い紫色は、強すぎず弱すぎずの絶妙なバランスを保っています。
見る人の心に優しく寄り添うその“ほどよい”カラーが、人間関係や環境との「調和」を象徴していると言われています。
人と人との関係においても、主張しすぎず、相手を尊重しながら平和的に過ごすためのヒントを与えてくれる存在と言われることも。

「欲張りすぎず、ちょっと肩の力を抜いて人と接してみよう」というメッセージを、ラベンダーアメジストは私たちにそっと伝えてくれているようです。
3. 高貴
アメジストといえば、古代ヨーロッパの王侯貴族から愛されてきた宝石として有名。
特にアメジストの紫は「ロイヤルパープル(王室の紫)」とも呼ばれ、格式高い色として認められてきました。
その高貴なイメージが、より淡く柔らかなラベンダーアメジストにも受け継がれ、石言葉として「高貴」が与えられているのです。
身に着けると、自分の中に眠る気品や上品さをちょっぴり後押ししてくれるかもしれません。
4. 誠実
アメジスト全体が持つ「誠実」というイメージは、古代ギリシャ神話とも深い関わりがあります。
伝説によると、アメジストは酒神バッカスの怒りから守られた美しい少女が石に変わったものと言われており、“酔わない(誠実さを失わない)”という意味が付与されるようになりました。
ラベンダーアメジストにも、その“誠実でありたい”“正直でありたい”というメッセージが込められています。
いつでも清らかでまっすぐな心を大切にしたいときに、そっとお守りにしてみてはいかがでしょう。
5. 愛情
最後に挙げられるのが、「愛情」。
ラベンダーアメジストは、普通のアメジストよりも少し柔らかい印象があるため、「愛情」という言葉と相性抜群。
相手を思いやる気持ちや、優しさ・温もりを表現したいときに身に着けると、まるでエッセンシャルオイルのように、ほんのり甘く、優雅な香りを振りまいているかのような印象を与えてくれるかもしれません。
ラベンダーアメジストの石言葉の意味は海外と日本で違う?
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ラベンダーアメジストに限らず、天然石の石言葉は国や文化によって微妙にニュアンスが変わることがあります。
日本では、アメジストというと「心を癒す石」というイメージが非常に強いですが、海外では恋愛・人間関係だけでなく「知性」や「スピリチュアルな力」を表すとも言われています。

ラベンダーアメジストは海外ではどのように評価され、どんな意味合いを持つのでしょうか?
海外でのラベンダーアメジストの石言葉の意味
海外ではアメジストを総称して「精神性の高まり」や「魔除け」の効果があるとされることが多いです。
ラベンダーアメジストはその中でもさらに、「愛と癒し」のパワーが強調される傾向があります。
ヨーロッパの一部地域では、紫色の石全般が「情熱と神聖」を象徴すると考えられており、ラベンダーアメジストも「穏やかだが確かな愛情」のシンボルとして好まれるようになりました。
日本との共通点は「癒し」や「平和」で、違いは「スピリチュアルな力の強さ」をより意識していることでしょう。

より深い瞑想や祈りに使われることも多いとされています。
2月の誕生石「ラベンダーアメジスト」とは?
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ラベンダーアメジストは、2月の誕生石「アメジスト」の種類の1つ。
基本的に紫色に変色した水晶を「アメジスト」と呼びます。
アメジストの中でも、「ラベンダー」のような色合いを持った石が「ラベンダーアメジスト」と呼ばれます。
2月の誕生石「ラベンダーアメジスト」の色

通常のアメジストといえば濃い紫色ですが、ラベンダーアメジストは淡い紫色をしています。
透明感のあるものから白がかったミルキーなものまで幅広いです。
※透明度の低いものは雲状の模様があることから、ラベンダーアメジストは「藤雲石(とううんせき)」という名前で呼ばれることもあります。
もともと水晶の一種なので、亀裂やひび割れ(クラック)が入りやすいので扱いには注意が必要です。
2月の誕生石「ラベンダーアメジスト」の原産地
ラベンダーアメジストの主な原産地は以下の国です。
- ブラジル
- マダガスカル
- 南アフリカ
- インド
ラベンダーアメジストは様々な国で産出されています。
中でも、マダガスカル産のラベンダーアメジストは、ローズクォーツなどと同じく上質なものが採られるようです。
最後に
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優しいラベンダーカラーが魅力のラベンダーアメジストは、「心の平和」「平和と調和の象徴」「高貴」「誠実」「愛情」という石言葉を持ち、そのどれもが私たちの生活をちょっぴりハッピーにしてくれそうな内容ばかり。
古来より高貴な石とされてきたアメジストの血筋を受け継ぎながら、より柔らかで親しみやすいカラーが特徴のラベンダーアメジスト。
海外でも癒しや愛情を深める石として大切にされており、日本と似たような意味合いで用いられてきました。
もし「もう少し肩の力を抜いて、毎日を穏やかに過ごしたい」「愛情をもって相手を思いやりたい」と思うときには、ラベンダーアメジストを生活に取り入れてみるのもおすすめです。

まるでラベンダー畑にいるような心地よいリラックス感に包まれて、あなたの人生にちょっとした彩りを与えてくれるかもしれません♪