11月の誕生石「シトリン(黄水晶)」とは?【その意味や石言葉について】
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11月の誕生石言葉
- 友情(ゆうじょう)
- 希望(きぼう)
- 潔白(けっぱく)
柴犬
11月の誕生石「シトリン(黄水晶)」。
シトリン(黄水晶)?
名前の由来は?
シトリン(黄水晶)ってどんな色なの?
シトリン(黄水晶)には
どんな宝石言葉があるの?
柴犬
この記事では、ちょっとしたシトリンの歴史や豆知識も公開しています。
柴犬
それでは、シトリン(黄水晶)の意味やその宝石言葉について、アマゾンの画像付きでわかりやすく解説していきます。
目次
11月の誕生石「シトリン(黄水晶)」の意味について
柴犬
シトリン(黄水晶)は、水晶(クォーツ)に属する鉱物の一種です。
柴犬
色の濃淡にかかわらず黄色透明のものをシトリン(黄水晶)と呼びます。
柴犬
シトリンの黄色は含有した鉄分の影響によって黄色に発色しています。
柴犬
現在、市販されているほとんどのシトリンは、アメジストやクォーツに加工処理され、天然の黄色をしたものはありません。
柴犬
もし天然シトリンがあったとしても、残念ながらアクセサリー用の石としては流通していません。
柴犬
そのほとんどは、高級宝飾用ルースや、原石のまま置物として売買されています。
シトリン(黄水晶)の名前の由来
柴犬
シトリンという名前はこの石の色が、レモンの果実に似ていることから、フランス語で「シトロン(citron)」の語源に由来しています。
柴犬
和名は「黄水晶」でその名の通り、レモン色~オレンジ色をした黄色い水晶を指しています。
11月の誕生石「シトリン(黄水晶)」の色について
柴犬
シトリンの色は
- 濃い黄色
- 薄い黄色
- 帯緑黄色
- 帯褐黄色
などがあります。
柴犬
簡単にいいますと、黄色~オレンジ色をした水晶(クォーツ)がシトリンと言われています。
11月の誕生石「シトリン(黄水晶)」の鉱物学情報
シトリン(黄水晶)の鉱物学情報
- 組成→SiO2
- 鉱物名→水晶
- 結晶系→六方晶系
- 色→(濃淡)黄色、帯緑黄色、帯褐黄色
- 光沢→ガラス光沢
- モース硬度→7.0
- 比重→2.65
シトリン(黄水晶)は本当に11月の誕生石?
柴犬
シトリン(黄水晶)は11月の誕生石です。
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参考:全国宝石商組合公式サイト
11月の誕生石「シトリン(黄水晶)」の歴史
柴犬
シトリンの歴史は長く、シトリンが最初に発見されたのはスペインのアランスコットという島です。
柴犬
その後はフランス、ハンガリーなどでもシトリンが採掘されました。
柴犬
紀元前323~紀元前30年のへレニズム時代にはすでに、ギリシャでアクセサリーとして身に付けられていたと言われています。
柴犬
古代ローマ人は「インタリオ」と呼ばれる沈み彫りの技法が施された美術・工芸作品や、アクセサリーにシトリンをお守りとして装飾していました。
柴犬
この時代、シトリンは邪気を祓い、病気を治す力があるとされていました。
柴犬
また、毒虫などの解毒作用があり、消化を助ける石としても信じられ大事にされてきました。
柴犬
19世紀の中世ヨーロッパで「マデイラシトリン(マデラシトリン)」と呼ばれる深いオレンジ色のシトリンは爆発的な人気があったとされています。
チワワ
マデイラの意味はワインの種類で、色が似ていたことが名前の由来になっています。
柴犬
現在では極めて流通量が少ない、シトリンの最高峰とも呼ばれる珍しいカラーです。
11月の誕生石「シトリン(黄水晶)」の知っておきたい豆知識
柴犬
水晶(クォーツ)はもともと無色透明です。
柴犬
その水晶が自然界で黄色になる原因は2つあるとされています。
- 同じ水晶のグループに属する
アメジストが地熱などで熱せられて
中に含まれる鉄分が変化して黄色になったもの。
- 水晶が放射線の影響を受けることによって
鉱物の構造そのものが変化して黄色に見えるもの。
柴犬
ただし今では、天然のシトリンの流通量は非常に少なくなりました。
柴犬
そこで、自然界で作り出される原理を利用して、現在市販されているほとんどが、アメジストに人工加熱処理をしたものや、白水晶に人工的に放射線処理を行ったものが流通しています。
柴犬
人工的処理により形成されたシトリンも、天然のシトリンも、鉱物的には同種・同成分のものなので一緒だと考えられています。
11月の誕生石「シトリン(黄水晶)」の宝石言葉について
柴犬
シトリン(黄水晶)には、以下の3つの宝石言葉が付けられています。
シトリン(黄水晶)の宝石言葉
- 友愛(ゆうあい)
- 潔白(けっぱく)
- 希望 (きぼう)
柴犬
この3つの石言葉は、11月の誕生石の石言葉として正式に定められている石言葉です。
トイプードル
前向きで純粋な言葉ですね。
トイプードル
シトリンの色味にピッタリな言葉が付けられています。
チワワ
誕生石の石言葉の意味からも、友だちへのプレゼントとしてシトリンの誕生石ネックレスを贈るのは素敵かもしれません。
11月の誕生石「シトリン(黄水晶)」の原産地
柴犬
シトリン(黄水晶)の主な産地は以下のような国です。
シトリン(黄水晶)の主な産地
- ブラジル
- インド
- チリ
- ザンビア
- ジンバブエ
- スペイン
- マダガスカル
- ロシア
- ベトナム
柴犬
現在は非常に希少とされていますが、シトリンの主要産地はブラジルやチリが有名です。
柴犬
さまざまな産地がありますが、もっとも品質の良いシトリンが採掘されるのは、
- ブラジル
- スペイン
- マダガスカル
- ロシア
だと言われています。
柴犬
また最近では、ベトナムから良質のシトリンが発見され、今後に期待されています。
最後に
トイプードル
シトリン(黄水晶)の意味や色、宝石言葉についていろいろ知っていただけましたか?
柴犬
あなたの知識がより深まり、シトリンをもっともっと好きになってもらえたら幸いです。
ダックスフンド
シトリンは現在だと、天然のものは非常に希少です。
ダックスフンド
しかし代用とされるアメジストや白水晶も同種同成分なのでシトリンとして扱われています。
柴犬
歴史をたどると、古くからお守りとしてシトリンは大切されてきました。
柴犬
11月の誕生石としてはもちろんですが、宝石言葉の意味合いで選ぶのも、黄色が好きだという方も、シトリンの魅力が少しでも伝わり、見てみたい、身につけてみたい、と思ってもらえたら嬉しいです。
チワワ
シトリンの誕生石ネックレスをブランド別でまとめました。
可愛いデザインがたくさんなので是非みていってください(^^)
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11月の誕生石「シトリン」のネックレス【ブランド別】