6月の誕生石「真珠(パール)」の種類
6月の誕生石「真珠(パール)」の種類を簡単にまとめてみました。
6月の誕生石「真珠(パール)」の種類
真珠(パール)には以下のような種類があります。
アコヤ養殖真珠
アコヤ養殖真珠は世界の養殖真珠の原点といわれます。
※アコヤ貝は別名で「真珠貝」とも呼ばれます
真珠(パール)の種類の中でも真円に近い球体の物が多く、その色やテリが特に美しいです。
アコヤ真珠のサイズは大きくてお直径10mmくらいで、一般的には6~8mmがベターです。
黒蝶養殖真珠(タヒチ真珠)
黒蝶貝の養殖は1970年代にタヒチで始まりました。
黒蝶貝の主な生産地は以下の地域です。
- フランス領ポリネシア(タヒチ)
- クック諸島
- フィジー島
- オーストラリアなど熱帯から亜熱帯の赤道付近の南太平洋海域
実は、黒蝶養殖真珠(タヒチ真珠)の95%がタヒチで生産されます。
なので黒蝶養殖真珠(タヒチ真珠)を別名でタヒチ真珠とも呼ぶことがあります。
黒蝶養殖真珠(タヒチ真珠)の大きさは大きいもので18mm位までのものがあり、一般的には10mmから13mmあたりがベターです。
白蝶養殖真珠(南洋真珠)
シルバーリップとゴールドリップという2種類の貝から白蝶真珠が誕生します。
白蝶養殖真珠(南洋真珠)の大きさは、大きなものでは20mmを超えるものもあります。
一般的には10mm~15mmあたりがベターです。
ちなみに20mmを超える白蝶養殖真珠(南洋真珠)は滅多になく、とても希少価値が高いなので値段も高くなります。
コンクパール(コンク真珠)
コンクパール(コンク真珠)とは、カリブ海やメキシコ湾一帯に正息するピンク貝から産出される天然真珠です。
このコンクパール(コンク真珠)は真珠(パール)の種類の中でも、特に希少性が高く高価な真珠(パール)といえます。
その希少価値は1,000貝に1個とも、10,000貝に1個ともいわれています。
淡水パール
淡水パールはとても美しいので、その美しさから「月のしずく」や「人魚の涙」などと呼ばれることがあるロマンチックな真珠(パール)です。
この淡水パールは、イケチョウ貝などの湖や川に生息する貝の中で出来ます。
マベパール(マベ真珠)
マベパール(マベ真珠)とは、マベ貝から産出される真珠(パール)です。
これは豆知識ですが、マベ貝の形がペンギンの羽を広げたような形に見えることから、マベ貝のことを「Pteria Penguin (ペンギン鳥の翼)」と学名では呼びます。
真珠(パール)の種類の中でも虹色に輝く美しい真珠層を持っているので、もっているだけ高級感を得ることができます。