1月の誕生石「ガーネット(ざくろ石)」とは?
目次
1月の誕生石「ガーネット(ざくろ石)」とは何か?
ガーネット(ざくろ石)は、とても歴史のある宝石です。
基本的に赤色のガーネットが有名ですが、赤色のガーネット以外にも様々な色のガーネットがあります。
そしてこれはあまり知られていないのですが、ガーネットはグループの総称を指す名称です。
つまり、「ガーネット」という石は、実はありません。
成分や屈折率、硬度などもガーネットの種類ごとで異なります。
1月の誕生石「ガーネット(ざくろ石)」の種類
ガーネットは大きく分けると、アルミニウム系(パイラルスパイト)とカルシウム系(ウグランダイト)に分けることができます
さらにそこから細かく分類し
- パイロープガーネット
- アルマンダインガーネット
- スペサルタイトガーネット
- グロシュラライトガーネット
- アンドラダイトガーネット
- ウバロバイトガーネット
に分類することが可能です。
そしてこれらのガーネットの種類の中で、2種類以上の鉱物が混ざりあったものにも名前がつけられます。
例えば、パイロープガーネットとアルマンダインガーネットが混ざりあったものをロードライトガーネットと呼びます。
1月の誕生石「ガーネット(ざくろ石)」の名前の由来
ガーネットの名前は、ラテン語「granatus(グラーヌス)」が由来しています。
granatus(グラーヌス)とは「種子、種のような」という意味です。
ざくろの実の中にある粒に似ていることからこの名前がつけられました。
そしてこのことから日本ではガーネットのことを「ざくろ石」と呼びます。
ガーネット(ざくろ石)は本当に1月の誕生石?
ガーネット(ざくろ石)は1月の誕生石です。
■日本の誕生石一覧
- 1月の誕生石
「ガーネット(柘榴石)」 - 2月の誕生石
「アメジスト(紫水晶)」
「クリソベリル・キャッツ・アイ」 - 3月の誕生石
「コーラル(珊瑚)」
「アクアマリン(藍玉)」
「ブラッドストーン」
「アイオライト」 - 4月の誕生石
「ダイヤモンド(金剛石)」
「モルガナイト」 - 5月の誕生石
「エメラルド(翠玉)」
「ジェイダイト(翡翠)」 - 6月の誕生石
「真珠(パール)」
「ムーンストーン(月長石)」
「アレキサンドライト」 - 7月の誕生石
「ルビー(紅玉)」
「スフェーン」 - 8月の誕生石
「ぺリドット(橄欖石)」
「サードオニックス(紅縞瑪瑙)」
「スピネル」 - 9月の誕生石
「サファイア(青玉)」
「クンツァイト」 - 10月の誕生石
「オパール(蛋白石)」
「トルマリン(電気石)」 - 11月の誕生石
「トパーズ(黄玉)」
「シトリン(黄水晶)」 - 12月の誕生石
「ターコイズ(トルコ石)」
「ラピスラズリ(瑠璃)」
「タンザナイト」
「ジルコン」
参考:全国宝石商組合公式サイト
1月の誕生石「ガーネット(ざくろ石)」の石言葉
ガーネット(ざくろ石)の石言葉は4つあります。
■ガーネット(ざくろ石)の石言葉
- 貞操(ていそう)
- 真実(しんじつ)
- 友愛(ゆうあい)
- 忠実(ちゅうじつ)
ちなみに貞操(ていそう)の意味は「一途を貫き通す」という意味になります。
中世ヨーロッパの時代では、戦いにいく兵士達がそれぞれの妻さんにガーネット(ざくろ石)をプレゼントし、一途の愛を確認しあった、というロマンチックな物語もあります。
ガーネット(ざくろ石)の石言葉を総合的にまとめると、「愛情や友情を貫き通す」と解釈するのが一般的です。
ガーネットの石言葉から考えると、親友の誕生日プレゼントや恋人への誕生日プレゼントに、ガーネットはとても最適だということがイメージできるかと思います。
1月の誕生石「ガーネット(ざくろ石)」の原産地
もっとも主要な原産地はインドです。
他にも
- ブラジル
- スリランカ
- タンザニア
- マダガスカル
などの国からもガーネット(ざくろ石)を採ることができます。
最後に
1月の誕生石「ガーネット(ざくろ石)」の意味や石言葉などについてまとめていきました。
ガーネット(ざくろ石)の価値が
たくさんの方へ伝われば幸いです。