カナリートルマリンは、その名の通り「カナリア」のように明るい黄色を帯びることがあり、そのカラーリングはまるで太陽を小瓶につめこんだような印象。

そんなカナリートルマリンには、どんな“石言葉”があるのでしょうか?

この記事では、カナリートルマリン(イエロートルマリン)の石言葉について、意味もわかりやすく解説していきます。

カナリートルマリンの石言葉は「心身強化」「活力」「活発」「躍動」「エネルギーの潤滑」「希望」「ユーモア」「楽しい」です。

カナリートルマリンの石言葉
  1. 心身強化
  2. 活力
  3. 活発
  4. 躍動
  5. エネルギーの潤滑
  6. 希望
  7. ユーモア
  8. 楽しい

カナリートルマリンの石言葉の意味をわかりやすく解説

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1. 心身強化

カナリートルマリンの明るい色は、まさに“気持ちを盛り上げる光”。

太陽光を思わせるイエローの波動は、ポジティブなエネルギーを与えてくれるといわれています。

そのため、持ち主の心と体を元気にし、強くする“心身強化”の効果があると伝えられてきました。

忙しい日々やストレスを感じるときに、そっと手元を見てカナリートルマリンが光り輝いていたら、なんだか「大丈夫!」と背中を押してくれるような力強さを感じられるかもしれません。

2. 活力

トルマリンは電気石とも呼ばれ、マイナスイオンを発生するといわれる不思議な鉱物です。

特に鮮やかな黄色をもつカナリートルマリンは、見るだけでエネルギーが湧いてくるような“活力”を与えてくれる存在。


まるで朝の目覚ましコーヒーのように、一日のスタートをしっかりサポートしてくれそうですよね。

3. 活発

カナリートルマリンの鮮烈なイエローカラーは、人の気持ちを明るく、活動的にしてくれるといわれています。

ネガティブに考えがちなときでも、「やってみよう!」と前向きな気持ちを呼び起こしてくれるのがこの誕生石の魅力。

会議やプレゼンなど、気持ちをパッと切り替えてアクティブになりたい場面にそっと身につけておきたくなる存在です。

4. 躍動

「活発」と似たイメージをもつ“躍動”は、より動きがあり、弾むような感覚を表現しています。

カナリートルマリンは、渋滞したエネルギーを解き放ち、まるで音楽に合わせて軽やかに踊り出すように、人の行動力を引き出してくれるともいわれる誕生石。


毎日をもっとリズミカルに、ワクワクしながら過ごしたい方におすすめです。

5. エネルギーの潤滑

トルマリンは一説では「帯電」する性質があるとも言われ、プラスとマイナスのバランスを整えてくれるとも考えられています。

中でもカナリートルマリンは、その爽やかなイエローがエネルギーの流れをスムーズにして、“潤滑油”のような役割を果たしてくれると信じられています。

停滞している物事に新しい風を吹き込む、そんな不思議な力があるかもしれません。

6. 希望

鮮やかな黄色は、古くから“希望”や“幸運”の象徴として多くの文化圏で大切にされてきました。

カナリートルマリンも同様に、「これから起きる良いこと」を連想させるポジティブなストーンとして愛されています。

暗いトンネルの先に光が差すような心の支えを感じたいとき、カナリートルマリンは優しく導いてくれるかもしれません。

7. ユーモア

人間関係がギスギスしがちなときに、ほっと肩の力を抜いてくれるのが“ユーモア”。

カナリートルマリンの明るい色合いは、みんなの雰囲気をぱっと明るくしてくれる、いわば雰囲気づくりの名脇役。

ちょっと和ませたいな、というシーンでアクセントとして取り入れると、周囲の心をほぐすお手伝いをしてくれそうです。

8. 楽しい

最後に“楽しい”。
シンプルだけど、人生において一番大切であり続ける要素ですよね。

カナリートルマリンを見ていると、まるで晴れ渡った青空の下で思い切り羽を伸ばすような、ハッピーな気持ちに浸れます。


ちょっと憂うつな気分のときは、これを眺めて「楽しもう!」と心のリセットをしてみるのはいかがでしょうか?

カナリートルマリンの石言葉の意味は海外と日本で違う?

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カナリートルマリンは日本では“元気の源”のような明るいイメージで伝えられることが多いのですが、海外ではどうなのでしょうか。

実は海外では「ユーモア」や「解放感」を象徴するストーンとして知られることが多く、日本とは微妙にニュアンスが異なる部分があります。

もちろん“ポジティブなエネルギー”という大枠での共通点はありますが、文化や歴史の違いから、強調される意味合いは少しずつ異なっているのです。

海外でのカナリートルマリンの石言葉の意味

海外では、カナリートルマリンが持つ陽気なカラーを“コミュニケーション能力”や“感情の解放”に結びつけることが多いといわれています。

「ジョークを交えながらリラックスして話せる力」「自分の本心を明るく素直に伝える力」を高めるストーン、といったイメージです。

また、友情を深めるお守りとしても親しまれており、パーティーシーンや社交の場でのマストアイテムとして使う人も多いそう。

人と人がつながるような開放的なエネルギーをもたらしてくれる石として、その価値が認められています。

 

10月の誕生石「カナリートルマリン」とは?

10月の誕生石であるトルマリン。

カナリートルマリンは、そのトルマリンの種類の1つ。

 

カナリートルマリンは2000年の初頭に発見された、まだ間もない、比較的新しい宝石です。

カナリアを思わせるような鮮やかな黄色の彩から「カナリートルマリン」と名付けられたそうです。

 

10月の誕生石「カナリートルマリン」の色は何色?

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カナリートルマリンはイエロー系のトルマリンです。

とは言っても、異なる色彩を持つカラーだと言われています。


イエローの中に若干のグリーン味を帯びたのが特長です。

黄色からライムグリーンの間のような色を指します。

 

10月の誕生石「カナリートルマリン」の別名

カナリートルマリンの別名はイエロートルマリンです。

「カナリートルマリン」はコマーシャルネームで、一般的に鑑別表記ではイエロートルマリンだと言われています。

まだ発見されてからまもないので、カナリートルマリンを知っている人も多くはないかもしれません。 

10月の誕生石「カナリートルマリン」の特徴とは?

石そのものは淡褐色をしていますが、500℃~600℃で2時間程度、低温加熱を施すことによって鮮やかな色合いのカナリートルマリンになるそうです。

これは、トルマリンに高い濃度のマンガン成分が含まれるためです。

また、トルマリンの種類の中でも人気の高いパライバトルマリンと同様に、内包物を含みやすく、髪の毛より細い針状結晶が石の中に見られるのも特徴の一つです。

 

10月の誕生石「カナリートルマリン」の原産地はどこ?

カナリートルマリン(イエロートルマリン)は、モザンビーク、ナイジェリアやパキスタン、ブラジルなど採掘されています

これは豆知識ですが、2000年台初頭、アフリカ東部のマラウィでもビックリするくらい美しい「カナリートルマリン」が発見されています。

そのカナリートルマリン(イエロートルマリン)を初めて見たときは、今までにない抜群のカラーで、素晴らしい透明度を誇っていたと言われています。

 

近年では、流通する美しいカナリートルマリンは激減しているとされていますので希少価値は高いです。

 

最後に

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10月の誕生石「カナリートルマリン(イエロートルマリン)」の石言葉について、意味も詳しくまとめました。

カナリートルマリンの石言葉は「心身強化」「活力」「活発」「躍動」「エネルギーの潤滑」「希望」「ユーモア」「楽しい」。

明るい黄色に秘められたパワーは、見る人の気持ちを前向きにする働きを持つとされ、まるで携帯できる太陽のような存在です。

日本では元気や活力を与えるイメージが強い一方、海外ではコミュニケーション力やユーモアを象徴する面が強調され、いずれにせよポジティブなエネルギーの塊であることに違いはありません。

もしあなたが普段の生活に「もう少し明るさが欲しい」「なんだか最近停滞している」と感じているなら、カナリートルマリンを取り入れてみるのはいかがでしょうか?

ちょっとしたアクセサリーとして身に着けるだけでも、その陽気なカラーを目にするたびに、思わず笑顔になれるかもしれません♪