スペサルタイトガーネットとは?1月の誕生石?
スペサルタイトガーネットは、1月の誕生石「ガーネット」の種類の1つです。
つまりスペサルタイトガーネットは1月の誕生石といえます。
この記事ではスペサルタイトガーネットの色や意味だけでなく、その石の特徴や原産地まで、Amazonの画像付きで簡単に解説していきます。
目次
1月の誕生石「スペサルタイトガーネット」の意味
ガーネットとは鉱物のグループ名で14種類もの鉱物の総称名です。
ガーネットの種類のひとつであるスペサルタイトガーネットは、ドイツが発祥の地です。
フランクフルトからウルツブルクに向かう途中にあるバイエルン州のSpessart(シュペッサルト、スペッサルト)の地名を由来とし、名づけられました。
スペサルタイトガーネットは別名で「スペサルティンガーネット」「スペッサルト」などと呼ばれています。
※和名では「満ばんざくろ石」という呼ばれ方もしています。
1月の誕生石「スペサルタイトガーネット」の色
スペサルタイトガーネットの色は、明るいオレンジから茶色みがかったカラーまで、幅広い色味があるのが特徴的です。
中でも、明るいオレンジ色で「マンダリンガーネット」と別名で呼ばれているものは希少な存在とされています。
豆知識ですが、この鮮やかなオレンジ色の色彩は、鉄とマンガン等によって生み出されています。
以前、日本ではあまり入手することが出来ませんでしたが、見栄えの鮮やかさ、華やかさ、インパクトは抜群で徐々に人気が高くなっていきました。
宝石の色は比較的濃い方が評価の上がることが多いですが、あまりに濃すぎてしまうと茶色味を帯びてしまうので鮮やかさが失われてしまいます。
ご自分の目で見て綺麗だと思えるものを選ばれるのが良いかと思います。
スペサルタイトガーネットとマンダリンガーネットの違い
先程紹介したように、スペサルタイトガーネットの中に、「マンダリンガーネット」と呼ばれる明るく鮮やかなオレンジ色をしたガーネットがあります。
これは豆知識ですが、明るいオレンジ色をしていればマンダリンガーネットとして全て部類されるのではありません。
明るいオレンジ色をしていて、かつ、ナミビア産のスペサルタイトガーネットのみがマンダリンガーネットに分類されます。
ちなみにナイジェリア産とナミビア産の違いは起源の違いです。
- ナイジェリア産はペグマタイト起源
- ナミビア産は変成岩起源
また組成についても、ナミビア産にはパイロープ成分が含まれていることがナイジェリア産との違いとされています。
1月の誕生石「スペサルタイトガーネット」の宝石言葉と効果
スペサルタイトガーネットの宝石言葉は「秘めた情熱」です。
色彩からも想像できるようなパワーが沸いてくるエネルギッシュな宝石です。
身につけた時の効果として、免疫力を強くし、身体中に活力を行き渡らせ、肉体的に疲れている時にはエネルギーが沸く効果があるとされています。
1月の誕生石「スペサルタイトガーネット」の原産地
スペサルタイトガーネットは数多くなく、限られた地域で採られています。
スペサルタイトガーネットの主な産地として、以下の国が挙げられます。
- ナイジェリア
- ナミビア
- マダガスカル
- ザンビア
- インド
最後に
1月の誕生石「スペサルタイトガーネット」。
Amazonの画像付きでその名前の意味や原産地等を簡単に解説していきました。