10月の誕生石「ホワイトオパール」の石言葉とは？意味もわかりやすく解説

まるで夢の中の虹を閉じ込めたかのような誕生石、ホワイトオパール。

その儚げな輝きは、見る人の心をふわりと優しい気持ちにしてくれます。

そんなホワイトオパールには、どんな石言葉があるのでしょうか？

今回は、ホワイトオパールの石言葉について、意味もわかりやすく解説していきます。

ホワイトオパールの石言葉の意味をわかりやすく解説

幸せ

ホワイトオパールは虹色の遊色（光が差すとさまざまな色合いを見せる現象）が魅力的ですよね。

虹というと、「どこかへ続く幸せの入り口」というイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。

この虹色の輝きが、人生の幸運を連想させることからホワイトオパールには「幸せ」という石言葉がつけられたといわれます。

また、見るたびに心がほっこり温かくなるような不思議な力が、幸福感を呼び寄せると信じられているのです。

幸福

「幸せ」と似た意味合いを持つ「幸福」ですが、こちらはもう少し“人生全体の充実感”を指すと考えられています。

オパールは、古来より“女王の宝石”とも呼ばれ、ロイヤルファミリーを象徴する華やかな宝石としても扱われてきました。

ホワイトオパールの透き通るような白さと虹のような遊色は、人生に輝きをもたらし、日常の中にも“もっと嬉しいこと”をもたらす象徴とされ、より大きな幸福を招くとされています。

希望

ホワイトオパールが放つやわらかな光には、新しい未来を感じさせる要素があります。

薄暗い部屋に差し込む一筋の光を思わせるように、「これから先、いいことがあるかも」と前向きな気持ちにしてくれるのです。

オパールの和名は「蛋白石（たんぱくせき）」。

その純白が「新たなはじまり」や「希望のきざし」をイメージさせてくれることから、ホワイトオパールには「希望」という石言葉がつけられています。

潔白

ホワイトオパールの白い色合いは、その名のとおり「清らかさ」や「純真さ」をイメージさせます。

宝石の中でも透明感がある白色というのは、濁りのない純粋な心を象徴するとされがちです。

そのため「潔白」という石言葉には、“自分らしくまっすぐ歩む”ためのサポートになるという意味が込められているとも言われています。

友情

オパールは昔から“仲間同士を結びつけるお守り”として利用されたという説もあります。

これは、オパールの遊色効果が「人との縁を多彩に演出してくれる」と信じられていたから。

ホワイトオパールが放つやさしい白の光は、互いに思いやる心を育み、友情を深める力があるとされ、「友情」という石言葉がつけられたともいわれています。

ホワイトオパールの石言葉の意味は海外と日本で違う？

石言葉は国や文化によって解釈が異なることがあります。

日本で「希望」「幸せ」とされる石でも、海外では少し違うニュアンスを持つ場合があるのです。

では、ホワイトオパールは海外ではどのように考えられているのでしょうか？

海外でのホワイトオパールの石言葉の意味

海外では、オパール全般が「幸運」をもたらす石として知られています。

特に、ローマ時代にはオパールは“すべての宝石の要素を内包する”といわれ、その美しさから「神が一番最初に作った宝石」なんて呼び名まであったようです。

一方、かつてのヨーロッパではオパールに対して「災いを招く」というイメージが広まった時期もありました。

これは歴史的に小説の題材や王族間のトラブルなど、いくつかの偶然が重なったことに由来するようです。

しかし現代ではそのような迷信的見方はすっかり薄れ、むしろ「クリエイティブ」「インスピレーション」「想像力」といったポジティブな面を引き出す力を持つ石として人気を集めています。

ホワイトオパールに関しては、日本と同じく「純潔」「希望」「幸福」などの明るいイメージが多く、プレゼントとしても好まれています。

 

10月の誕生石「ホワイトオパール」とは？

オパールは10月の誕生石。

ホワイトオパールは、そのオパールの種類の１つ。

 

ホワイトオパールは白色のオパールで、虹色の遊色効果がきれいな誕生石です。

オパールの種類は複数ありますが、その中でもホワイトオパールは産出量が多く、日本でも手に入れやすい石なので、オパールと聞いたらホワイトオパールのことを思い浮かべる方がじつは多いです。

※ホワイトオパールの中でも半透明のものを「ライトオパール」、透明で強い遊色効果を持つものを「クリスタルオパール」と呼んだりもします

ちなみにホワイトオパールの和名は「蛋白石（たんぱくせき）」です。

 

10月の誕生石「ホワイトオパール」の原産地はどこ？

ホワイトオパールの原産地は、オーストラリアが有名です。

サウスオーストラリア州クーパーペディ、ミンタビーというところで多く産出されています。

 

ホワイトオパールに関わらず、オパールはオーストラリアでよく採れてることで有名で、その量産量は９７％だと言われています。

原産地でもあるオーストラリアでは、主要都市ではどこでも購入することができ、加工された石だけではなく原石を買い自由に加工してくれることもできます。

 

 

最後に

10月の誕生石「ホワイトオパール」の石言葉について、意味も詳しくまとめました。

ホワイトオパールの石言葉は、

• 幸せ
• 幸福
• 希望
• 潔白
• 友情

と、一つひとつが私たちの心を優しく包み込んでくれるような言葉ばかり。

白い色合いに七色の輝きを閉じ込めたその姿は、まるで人生の喜びや豊かさをギュッと凝縮しているようにも見えます。

海外と日本で多少のニュアンスの違いはあるものの、“ホワイトオパールは人生を明るく彩る宝石”という点では共通したイメージを持たれているようです。

「大切な人へのギフトに」「自分へのご褒美に」「新しいチャレンジのスタートに」。

さまざまなシチュエーションにしっくりくるホワイトオパール。

もし「幸せを呼ぶお守り」を探しているなら、ぜひこの美しくも不思議な誕生石を手に取ってみてはいかがでしょうか。