ルビーインゾイサイトは7月の誕生石「ルビー」の種類の1つです。
この記事では、ルビーインゾイサイトの色や意味だけでなく、ルビーインゾイサイトの名前の由来、そして原産地まで、Amazonの画像付きでわかりやすく解説していきます。
7月の誕生石「ルビーインゾイサイト」とは?
ルビーインゾイサイトは、ルビー(紅玉)のコランダムという酸化鉱物の変種と、ゾイサイト(灰簾石)という緑簾(りょくれん)石グループに属するケイ酸塩鉱物の一種との2つが合わさった石のことです。
流通している多くのルビーインゾイサイトとは、ゾイサイトの方が多く含まれており、ルビーは少量なのがほとんどです。
ルビーインゾイサイトの多くの部分を占めるゾイサイトは、半透明の色や不透明な緑色をしたものは別名で「アニョライト」とも呼びます。
7月の誕生石「ルビーインゾイサイト」の色
ルビーインゾイサイトの色は主に
- 緑色
- 赤色
- 黒色
の3色が混ざり合った
独特な色彩をしています。
ゾイサイトである緑色がベースとなり、その中に黒色やルビーの赤色が所々に模様となっています。
同じルビーインゾイサイトであってもゾイサイトを多く含む石よりも、ルビーを多く含む石の方が採掘量が少なく珍しいため、その分希少価値が高くなります。
また、表面の照りが強いものの方が高品質とされています。
7月の誕生石「ルビーインゾイサイト」の名前の由来
ルビーインゾイサイトの名前の由来は、ルビーとゾイサイトとが混ざり合った石ということからそのままの意味でこの名が付けられました。
「アニョライト」という別名は産地のひとつであるタンザニアのマサイ族の言葉で緑を意味する「anyoli(アニョリ)」から名前が付けられました。
アニョライトはゾイサイトを指すだけでなく、ルビーインゾイサイトをアニョライトとして販売・流通していることもあります。
7月の誕生石「ルビーインゾイサイト」の原産地
ルビーインゾイサイトの産地は以下の地域です。
- ブラジル
- マダガスカル
- タンザニア
- ミャンマー
- スリランカ
- タイ
- ケニア
- パキスタン
- ベトナム
主にはブラジル、タンザニアが有名な産地として名が挙げられます。
最後に
7月の誕生石「ルビーインゾイサイト」について、Amazonの画像付きで解説していきました。
この石の魅力である緑色・赤色・黒色の3色が混ざり合った独特の色合いは他の宝石にはありません。
ゾイサイトの緑色だけでなく、ルビーが少し混ざることで暗い色になりすぎない宝石へと生まれ変わります。
※ルビーインゾイサイト以外にも
ルビーにはいくつか種類があります。。
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7月の誕生石「ルビー(紅玉)」の種類をまとめました!【画像付き】