10月の誕生石「ブラックオパール」の石言葉とは？意味もわかりやすく解説

 

光を受けて色とりどりに輝くオパールのなかでも、まるで夜空のような深みのある黒色を持つブラックオパール。

そのミステリアスな魅力に惹かれ、「自分もあやかりたい！」と思う方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなブラックオパールの石言葉について、意味もわかりやすく解説していきます。

ブラックオパールの石言葉の意味をわかりやすく解説

ブラックオパールはオパールの中でも珍しく、限られた産地でしか採掘されないこともあって、希少性が高いです。

石を揺らすと角度によって赤・青・緑などの遊色（ゆうしょく）があらわれ、まるで宇宙の色彩を閉じ込めたような神秘的な美しさを放ちます。

そんな唯一無二の存在感ゆえ、下記のような石言葉が生まれたといわれています。

1. 威嚇

ブラックオパールの漆黒のボディカラーと、そこから放たれる刺激的な光のコントラストは、“周りを威圧するオーラ” を感じさせます。

誰にでも譲れない想いや、自分の境界線を守りたいとき、ブラックオパールの持つクールな輝きが「壁はここまでよ」と主張してくれるかもしれません。

まさに、ダークヒーローが背負う「強さ」と「孤高さ」をイメージさせる誕生石なのです。

2. 自信

オパールは昔から「幸運の石」「希望の石」と呼ばれ、持ち主にポジティブなエネルギーを与えるとされています。

そのなかでもブラックオパールは、夜空に星が輝くように、内に秘めた情熱や想いを目覚めさせてくれる存在。

「自分ならできる！」という揺るぎない自信を呼び起こし、堂々と自分を表現できるようサポートするといわれています。

まるで自分の可能性を一歩先へ導いてくれるような強い味方です。

3. 魅力

ブラックオパールが放つ“エキゾチックなきらめき”は、周囲の目を奪うほどの魅力を持っています。

角度を変えるたびに虹色が顔を出すその輝きは、見た人を惹きつけてやまない不思議なパワーを秘めているかのよう。

身につけると、自分に本来備わっている魅力を最大限に引き出し、まわりに印象付けてくれるともいわれます。

いわば、あなたの内なる美しさを“編集長級の手腕”でプロデュースしてくれる存在です。

4. カリスマ性

ブラックオパールは「一点モノ感」が強く、唯一無二の輝きを放つため、人々を惹きつける強いオーラがあります。

この圧倒的な存在感が、持ち主の“カリスマ性”を引き出すといわれるゆえん。

まるでステージのセンターでスポットライトを浴び、たった一人で観客の心を掴むカリスマアーティストのようなエネルギーを宿しているのです。

ブラックオパールの石言葉の意味は海外と日本で違う？

日本では、オパール全般が「希望」や「幸運」をもたらす石とされる一方、ブラックオパールは「自信」や「威嚇」など、より力強い意味合いを持つことが多いです。

一方で、海外に目を向けると、オパール全般が「愛」や「保護」を象徴することもあります。

では、ブラックオパールに関しては海外ではどのように受け取られているのでしょうか。

海外でのブラックオパールの石言葉の意味

海外では、ブラックオパールは“秘密の力”や“潜在意識の解放”を表すことが多いとされています。

虹色に光り輝く遊色は「見えない世界とのつながりを助ける」とされることもあり、スピリチュアルな分野では特に人気があります。

また、魔除けとしての役割も強調され、「持ち主を陰からサポートし、不運をはねのける強い護符になる」という解釈も。

日本で言われる「威嚇」「自信」「カリスマ性」という意味合いとも重なり、神秘的かつ力強い面を象徴する石として広く認知されているようです。

10月の誕生石「ブラックオパール」とは？

オパールは、10月の誕生石。

ブラックオパールはそのオパールの種類の１つです。

10月の誕生石「ブラックオパール」の色

「ブラックオパールだから黒い色をしたオパール。。。？」

そういった誤解している方も多いかもしれません。

ブラックオパールは地色が不透明な濃灰色から黒色であり、その中に様々な色合いや光を放ち、遊色効果（ゆうしょくこうか）がとてもきれいな誕生石です。

遊色効果（ゆうしょくこうか）とは？

遊色効果とは、オパールなどが持つ独特な虹色の色彩のことをいいます。

オパールの種類の中でも、ブラックオパールは地色が特に暗いです。

 

七色の遊色効果がみる角度によって輝きが変わり、より鮮やかで綺麗に見えます。

1. 赤色
2. 橙色
3. 黄色
4. 藍色
5. 紫色
6. 青色
7. 緑色

そして、同じ色と輝きの石を探すのは難しく、ひとつとして同じものは無いと言えるでしょう。 

10月の誕生石「ブラックオパール」の和名とは？

和名では、ブラックオパールの事を黒蛋白(くろたんぱくせき)と呼びます。

10月の誕生石「ブラックオパール」の原産地はどこ？

ブラックオパールの原産地で一番有名なのは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州の北部にあるライトニングリッジという町です。

世界シェアの97％！を占めているということで、国石にも指定されています。

そして、宝石として売られているブラックオパールは、ほとんどニューサウスウェールズ州のライトニングリッジの町で採られています。

最後に

10月の誕生石「ブラックオパール」の石言葉について詳しく解説しました。

ブラックオパールには「威嚇」「自信」「魅力」「カリスマ性」といった力強い石言葉が与えられています。

これは、ブラックオパールが持つ深い黒と虹色の輝きが、ミステリアスかつ唯一無二の存在感を放ち、持ち主に強いパワーを与えると考えられているためです。

海外では“潜在能力の解放”や“魔除け”といった意味合いも持ち合わせており、日本と海外の解釈が上手く融合して、ブラックオパールの神秘的なイメージをより豊かなものにしています。

もしあなたが「人とは違う自分らしさ」を出したいときや、「勝負の場で強いオーラをまといたい」ときは、ブラックオパールに頼ってみるのもいいかもしれません。