なぜサファイアの石言葉が「怖い」と噂されているのか?
その理由は、サファイアが持つ「強い意志」や「浮気を許さない」といった意味合いが、時に“恐れ”や“厳しさ”を伴うイメージとして伝わっているから。
悪いことをするとバレてしまう、浮気をすると災いが起きる…そんな風に語られることもあり、いつの間にか「サファイアって怖いかも?」というイメージが生まれたようです。
とはいえ、サファイアといえば深いブルーの色味が印象的で、その知的な雰囲気や気高いイメージは多くの人を魅了します。
実際には「誠実さ」や「真実の愛」を示すとされるポジティブなエネルギーを持つとも言われており、決してホラーな存在ではありません。
サファイアの効果とは?恋愛の運気が上がる?
まずは日本で一般的にいわれているサファイアの効果を見ていきます。
1. 真実の愛を育む
サファイアといえば「真実」や「誠実」といったキーワードが真っ先に挙げられます。
まるで夜空に輝く一番星のように、迷える心を導き、愛をピュアな形に保ってくれると信じられてきました。
恋人との絆を深めたいとき、尊敬し合えるパートナーを求めるときに力を貸してくれる…そんなロマンチックなパワーストーンとしての立ち位置もあるのです。
2. 信念を貫く力を与える
サファイアは、ただロマンチックなだけではなく、「譲れない信念を貫く」強さを与えてくれるともいわれます。
たとえば、受験勉強や就職活動など、大きな目標に向かって突き進みたいとき、サファイアをそっと握りしめて「私の決意は、ダイヤより硬いのよ」と心の中で宣言してみるのも良いかもしれません。
3. 邪念を祓い集中力を高める
また日本では、「邪念を祓う」「集中力を高める」効果もあるとされます。
これは例えるなら、夜カフェの静かな時間にお気に入りの音楽を聴きながら、本に没頭するようなイメージ。
雑念が消え去り、自分が本当にやりたいことに向き合える…そんなクリーンな心の状態をサポートしてくれる、というわけです。
4. 恋愛運アップ(ただし浮気には要注意?)
「恋愛運アップのためにサファイアを身につけると良い」と耳にしたことがある方も多いでしょう。
ただし、それはあくまでも“誠実”であることが前提。
サファイアは「不誠実」な行為には厳しいともいわれ、浮気や裏切りに走ると、どこからともなく天罰が下る…なんてエピソードがささやかれることも。
こうした話から「怖い」と感じる人もいるようです。
国によってサファイアの効果や意味が変わる件。
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次に、海外でいわれているサファイアの意味や効果をチェックしてみましょう。
実はサファイアが持つエネルギーは、文化や歴史によって微妙に異なった捉え方をされることがあります。
1. 西洋:王の象徴とされるサファイア
西洋では、サファイアが「王者の石」と呼ばれ、古くから権力者や聖職者に愛されてきました。
政治的に高い地位を得る、または真実を見抜く力を象徴するとされることも。
ブルーローズが“奇跡”の意味を持つように、青い宝石は高貴さと揺るぎない強さの象徴として語られます。
2. 東洋:慈悲と智慧をもたらす仏教との結びつき
一方、東洋では仏教の世界とサファイアは深い結びつきがあるとされ、慈悲や智慧を授ける石とされることがあります。
瞑想のお供にサファイアを使うと「正しい判断ができるようになる」なんて言い伝えが残っている地域も。
まるで広大な海にダイブして、穏やかな心と明晰な頭を手に入れるような感覚かもしれませんね。
3. インドなど:縁起物&お守りとしてのサファイア
インドやその周辺地域では、サファイアは邪悪な力を遠ざけるお守りとしても重宝されています。
特に「ブルーサファイア」は強烈なエネルギーを持つと考えられ、扱い方によっては凶にも吉にもなると恐れられることも。
まるで猛獣だけど懐くと心強い相棒になる、そんな二面性を持つ存在として敬われているのです。
日本と比べてみると、どの国でも「強い力」があるとされている一方、そのベクトルが「権力」「慈悲」「邪悪からの守り」など、各文化のバックグラウンドに応じて異なることがわかります。
最後に(注意点あり)
以上、サファイアの「怖い」と噂される理由や、各国で語られる効果についてざっくりとご紹介しました。
ただし、ここで大切なのは「科学的に効果が立証されているわけではない」という点です。
パワーストーンの世界は言ってみればファンタジー。
あまり真に受けすぎると、まるでホラーストーリーを信じ込んで家から出られなくなるような状態になりかねません。
サファイアはその深い青の美しさで世界中の人を魅了してきた誕生石。
「お守りとして身につけたい」「大切な人へのプレゼントに」「ファッションのアクセントに」といった軽やかな気持ちで楽しむ分には、何も問題はありません。
現実世界では努力の積み重ねや愛情のコミュニケーションがあってこそ、物事がうまくいくものです。
サファイアの神秘に魅了されるのは素敵なことですが、全部を鵜呑みにせず、あくまでも“イメージを盛り上げるスパイス”として活用するのがベター。
「石の神様にお祈りしているけど、ちゃんと自分も動こう」というスタンスが、後悔しない誕生石ライフにつながるのではないでしょうか。
いわばサファイアは、「映画の中の名脇役」のような存在。
ドラマを一層盛り上げてはくれますが、主役はあくまでもあなた自身。
ご自身の大切な物語を彩るための一助として、サファイアを素敵に取り入れてみてくださいね(^^)