なぜペリドットの石言葉が怖いと噂されているのか?
結論を一言でまとめると「ペリドットにはすごい強力な浄化・変化パワーがある」とされているからです。
ペリドットは「太陽の石」と呼ばれるほど明るいエネルギーを持つとされる一方で、「持ち主にとって本当に必要のないものを“強制的”に手放させる」といったちょっと刺激の強いイメージもあります。
これが「怖い」「効果がすごい強い」と噂される大きな理由のひとつといわれています。
では、具体的にペリドットにはどんな効果があるのか?何がすごいのか?
この記事の後半では注意点もなるべくわかりやすくまとめました。
ペリドットの効果とは?何がすごい?
日本でいわれているペリドットの主な効果をまとめると、以下のように伝えられています。
- ストレスの緩和・心を明るくする
- 持ち主の邪気をはらう・ネガティブなエネルギーの浄化
- 恋愛面・人間関係の円滑化
- 変化を恐れず、前向きに行動できるようサポート
ストレスの緩和・心を明るくする
ペリドットは、暗闇を照らす“小さなランプ”のようだと言われることがあります。
イライラしがちなときに身につけると、ぽっと光が差し込むように気持ちを落ち着かせ、前向きにさせてくれるでしょう。
持ち主の邪気をはらう・ネガティブなエネルギーの浄化
「太陽の石」と呼ばれるほど明るいパワーを秘めるペリドットは、モヤモヤした気持ちや嫉妬、恨みつらみといったダークな感情をホカホカと温めて溶かしてしまう、とされます。
まるでブラックコーヒーにミルクを落としてまろやかにするかのように、ネガティブな要素をやんわりと鎮める…そんなイメージです。
恋愛面・人間関係の円滑化
心に明るさをもたらすことで、自分にも他人にも優しくなれるといった効果が期待されることから、コミュニケーションの潤滑油としても注目されています。
ギスギスした雰囲気を爽やかなラムネのようにシュワッとリフレッシュしてくれるのがペリドットの魅力です。
変化を恐れず、前向きに行動できるようサポート
ペリドットは“夜の暗闇を打ち破る太陽の輝き”を象徴すると言われます。
過去の失敗や人間関係のわだかまりを手放し、新しい一歩を踏み出すための背中をそっと押してくれる力があると信じられています。
こうしてみると、ペリドットは“ネガティブをあたたかく溶かす太陽のヒーター”といったイメージで語られることが多いようです。
その明るすぎるパワーがすごいので、「思わぬ変化をもたらされてしまうのでは?」と感じる人がいて、それが“怖い”という噂に繋がっているのかもしれません。
国によってペリドットの効果や意味が変わる件。
実は、ペリドットは国や文化によって微妙に異なる意味・効果が語られています。
いくつか例を挙げてみましょう。
エジプト
「太陽の宝石」と呼ばれ、古代エジプトでは夜の闇を照らす護符として珍重されました。
恐ろしい夢や悪霊を追い払う、いわば“光のバリア”のような役割があったとか。
ハワイ
ペレ(火の女神)の涙として扱われることがあります。
噴火によって飛び散った火山弾の中に含まれるペリドットの結晶は、神聖な大地のエネルギーを宿すとされ、守護石として大切にされているのだとか。
まさに“火山のパワーを秘めたスーパーフード”的なニュアンスですね。
ヨーロッパ
古くは「悪魔祓い」の力があるとされ、教会の装飾や僧侶たちの身を守る宝石としても使われました。
まるでドラキュラ対策の“銀の弾丸”のように邪悪を遠ざけるアイテムとしての扱いを受けていたようです。
このように、ペリドットは光・太陽の力で“悪をはらう”“闇を照らす”イメージが世界各地で共通しています。
一方で、国ごとに伝えられるストーリーが異なるため、その効果や意味付けにも微妙な違いが出ているわけですね。
最後に(注意点あり)
ペリドットが怖いと言われるのは、その“すごい強力な太陽パワー”でネガティブを一掃してしまうイメージがあるから。
でも、実際に本当に効果があるのかは、科学的にははっきり証明されていません。
「この石を持っているだけで人生がバラ色になる」というのは、まるで“塩まじない”で全部解決しようとするくらい信ぴょう性に乏しい部分もあります。
宝石はあくまで“ココロの応援団”くらいに捉えて、過度な期待をするのはちょっと酷というものです。
とはいえ、ペリドットの石言葉やその鮮やかなグリーンの輝きが大好き! というのであれば、ファッションやお守りとして身につけるのは全然アリ。
想像力や気分を高めてくれる素敵なアクセサリーとして、あるいは大切な人へのプレゼントに選ぶのもよいでしょう。
ただし、「石のパワーが絶対に私を幸せにしてくれる!ペリドットはすごい!」と信じすぎるのは、夜更かしで翌日寝坊してしまうくらい危険、という点をお忘れなく。
程よい距離感で、明るいグリーンのパワーを楽しんでみてくださいね(^^)