11月の誕生石「インペリアルトパーズ」の石言葉とは？意味もわかりやすく解説

インペリアルトパーズは、その名のとおり「帝王（Imperial）」という言葉が冠せられた特別なトパーズです。

きらめく黄金色は、まるで夕日にきらめく高貴なシャンパングラスの泡のよう。

今回はインペリアルトパーズの石言葉について、意味もわかりやすく解説します。

インペリアルトパーズの石言葉の意味をわかりやすく解説

1. 友情・友愛

インペリアルトパーズが持つ黄金色やオレンジ色は、温かみと高貴さを象徴する色合い。

そのカラーから、人と人との心を近づける「優しさ」や「和やかさ」を連想させるため、友情・友愛という石言葉がつけられたといわれます。

たとえば、大切な友達との絆を深めたいときや、新しい関係を育てたいときに身につけたり、相手に贈ったりすると、まるで一緒にあったかいスープを分け合っているようなホッとする時間を過ごせるかも。

2. 潔白

インペリアルトパーズは、太陽の光を浴びてきらめく透明感が魅力のひとつ。

ちょっと光を当てるだけでも、内側からピュアな輝きを放つさまはまさに「潔白」のイメージと重なるのです。

心の曇りを晴らしたいときや、迷いや疑いを洗い流したいときに、この石に触れると「自分の本当の姿に気づける」といったお守りになってくれるかもしれません。

3. 希望

宝石のきらめきは、そもそも「光」を感じさせます。

インペリアルトパーズの輝きは、まるで朝日が差し込むような希望の光と重なります。

「もうダメだ…」と思いそうなときでも、この石の柔らかなオレンジやゴールドのトーンを見つめていると、心の片隅にくすぶっていた小さな希望の火がふっと大きくなる、そんなイメージ。

4. 直感

直感はまさに、自分の内側の声に気づく力。

インペリアルトパーズの透明感や光の反射は、あなたの潜在的な能力を「ピカーン！」と照らし出してくれるかもしれません。

迷ったときに「なぜかコレだ！」とピンとくるのは、理屈じゃありません。

インペリアルトパーズを身につけると、自分が本来もっている“直感のコンパス”をきちんと北に向けてくれるようなサポートになるといわれています。

5. 活性

インペリアルトパーズのオレンジ～ゴールドの輝きは、見ているだけでもなんだか元気になりそうですよね。

燃える太陽のような色合いは、生き生きとしたエネルギーをイメージさせます。

この「活性」という石言葉は、まさにやる気スイッチをオンにする力があるというところから来ていると考えられます。

6. 能力の向上

古代からトパーズは「知恵と洞察力を高める」と信じられ、各地で重宝されてきました。

その中でも“インペリアル”と呼ばれるほど高貴な種類は、さらに上のステージへ引き上げてくれるとされます。

新しいスキルを身につけたい、ビジネスで成果を出したい、学業で伸び悩みを感じている…そんなときに、この誕生石から刺激を受けると「もっと頑張ろう」というポジティブな気持ちになりやすいかもしれません。

7. 最大の力の発揮

インペリアルトパーズは、集中力や意識をグッと一つの方向に向かわせてくれる助けになるといわれています。

最大限の力を発揮したい瞬間というのは、一瞬のひらめきやエネルギーの爆発が必要なときですよね。

まるで、ロケットが宇宙に飛び立つ直前のカウントダウンのように、「ここぞ！」というときにあなたを後押ししてくれるかもしれません。

8. 目的の明確化

「目標設定は大事！」とよく言われますが、実際は忙しかったり悩みが多かったりで、なかなかハッキリ決められないもの。

そんなときにインペリアルトパーズを見ると、「あ、私って結局こうなりたいんだ」と気づきを与えてくれる。

目標を明確にしてくれることで、進むべき道をサポートしてくれる、それがインペリアルトパーズの大きな魅力の一つとかもしれません。

インペリアルトパーズの石言葉の意味は海外と日本で違う？

さて、ここまで紹介してきた石言葉。

実は、海外では日本とまったく同じ意味が込められているわけではありません。

そもそも「石言葉」という文化自体、日本独特の感性によるところが大きいのです。

日本では「友情」や「友愛」という、より人間関係を重視した石言葉が多い印象ですが、海外ではどのようにとらえられているのでしょうか？

海外でのインペリアルトパーズの石言葉の意味

海外では、日本のように「石言葉」という単語自体は広く使われていません。

しかし、その石が持つ“象徴”や“パワー”として意味づけされることはたしかです。

インペリアルトパーズの場合、主に以下のようなイメージが持たれます。

• 富と成功の象徴
• 自己実現と達成
• スピリチュアルなエネルギーの活性化

日本でいう「能力の向上」や「最大の力の発揮」という部分は、海外では「自己実現」「成功」などに結びつけられることが多いのが特徴でしょう。

11月の誕生石「インペリアルトパーズ」とは？

11月の誕生石、トパーズ。

インペリアルトパーズは、トパーズの種類の中でも最高ランクに位置しています。

 

19世紀ブラジル皇帝であったペドロ2世にちなんで、インペリアル(皇帝)の名がつけられたそうです。

インペリアルトパーズはその名の意味にふさわしい素晴らしい輝きを放ちます。

 

これは豆知識ですが、  じつは採掘当初、インペリアルトパーズには、インぺリアル(皇帝)という名はついていませんでした。

高品質な黄色のトパーズの偽物が出回るようになり、その混乱を鎮めるためにインペリアルトパーズと新しく命名がされたそうです。

 

11月の誕生石「インペリアルトパーズ」の特徴

インペリアルトパーズは硬度が8もある非常に硬い石が特徴的です。

※硬度というのは「モース硬度」のことで、最も高いランクは「硬度10」。

 

インペリアルトパーズは古代から多くの人々に愛され、装飾品としての歴史も長い誕生石です。

なんと今でも欧州の様々な王家に伝わる装飾品として、博物館に展示されているほど愛されています。

 

11月の誕生石「インペリアルトパーズ」の色

インペリアルトパーズの色は、黄褐色または橙、黄色と格調高い色合いが特徴です。

また、シェリーカラーといわれるシェリー酒を彷彿とさせる色は、透き通っていながらも赤みのあるオレンジ色です。

 

11月の誕生石「インペリアルトパーズ」の原産地

インペリアルトパーズの原産地は、ブラジルのミナスジェライス州オウロプレット地方です。

この地域で産出されたトパーズをインペリアルトパーズと呼びます。

最近では、パキスタンやスリランカでも薄黄色などの石が産出されており、インペリアルトパーズとして販売されていることがあるようです。

  

最後に

11月の誕生石「インペリアルトパーズ」の石言葉について、意味もなるべくわかりやすく解説しました。

インペリアルトパーズは、まるで太陽のエッセンスを閉じ込めたような華やかさと、その名の通り“帝王”を思わせる存在感が魅力の誕生石。

• 友情や友愛を深めたい
• 純粋さや希望を忘れたくない
• 目標を明確にし、全力を発揮したい

そんなときはインペリアルトパーズをお守りがわりに身につけると、背中をぽんっと押してくれるかもしれません。